住宅ローンを組む際の要点は借入金額・金利・返済期間です。
自らの貯蓄、毎月の収入、世の中の経済状況、金利など身の回りの情勢をよく考えて、ローンを組まねばなりません。
その住宅ローンには組み方というものがあります。
住宅ローンで抑えるべきポイント
・頭金を多くしてローンの金額を少なく抑える
・年間の返済金額を年収に対して25%以内に抑える
・固定金利をベースにする
・購入後掛る経費もしっかり計算しておく
(固定資産税やマンションなら管理費・修繕積立費など)
また、住宅ローンの借入金利は、固定金利型、変動金利型、固定金利選択型の3つのタイプがあります。
その時々の金利の状況、経済状況により有利不利があります。
・固定金利型住宅ローン
借りた時の当初の金利が返済終了まで変わらないのが固定金利型です。
金利水準が低い時に利用すると有利です。
金利が下がる場面では少し損をした気になりますが、しかし金利の上昇場面では金利は固定されている安心感があります。
・変動金利型住宅ローン
金利の変動によって金利が変わるのが変動金利型のローンです。
年度の前半と後半、半年ごとに金利の見直しがあるのが一般的です。
金利が下降するときには利息を減らすメリットがあり、金利の上昇局面では利息を増やすデメリットがあります。
金利の上昇がきつい時には返済も厳しくなります。
・固定金利選択型住宅ローン
変動金利型のローンの一つで返済当初の一定期間、金利が固定されるローン。
2年・3年・5年・10年間固定などがあり、期間終了後、再度固定金利か変動金利か選択する仕組みが一般的です。
選択後新たな金利により再計算して月々の返済額も改めて決まります。
金利の上昇がきつい時にはやはり返済が厳しくなります。